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  ぽぽいのおかたづけ革命


vol. 31 [ああ、お引越し]

引っ越しの準備をしていると、「これを持っていくか処分するか」を常に判断します。
料金に即はねかえるから、シビアです。
「これは、なかったら困るか」を基準にしてると、そんなに困るものってないんですよねえ・・・
え?なにもぽぽい家が原始に近い生活をしてるわけじゃないんですよ〜
ま、まあ、電子レンジもないし、コーヒーメーカーも捨てたし(リサイクルショップでは衛生上難ありで売れなかった)
新聞も止めたし(インターネットがある!)
使ってなかった食器は、この先も使わないな。
布・毛糸・ボタン・・手芸するひまはない!
ビデオテープ〜見たけりゃ借りよう!
楽譜は必要な曲(アレンジ)のみ残そう(仕事柄大量にアル)

中身がなくなれば、入れ物も不要になります。
逆に、本棚一つ減らすには・・と数をしぼる手もあり。
夫婦ふたりの生活に、こんなにモノが必要なのか?を毎日模索しているぽぽい家です。

vol. 32 [ゴミ屋敷の老女]

おかたづけの心理・・・ときいて、いつも思い出すのは、「ゴミ屋敷の老女」
街中の〜たいてい大騒ぎになるのは、新興住宅地の中の、昔からのお屋敷・・・
家の中はもちろん、庭も敷地からもはみ出て、
道路や隣の敷地にまで、ゴミ・ガラクタがあふれている。。。
自分の家のモノを捨てないのはもちろん、ゴミ捨て場に行っては、何か拾ってくる。
ゴミはどんどん増え続け、虫はわく、悪臭を放つ、
ご近所や、役所、へたすると警察までやってきて、家の主を説得・・・・できない。

どっかおかしいんじゃないのー?と言ってしまうのはカンタンです。
でも、ゴミを溜め込んでいる以外は、ごくごく普通の(とはいっても、変わり者)おばあさん、
「わしにとっては、大事なもんだ、勝手にもってくんでねぇ!」と言われれば、誰も手が出せない。

苦情をいうことで、解決はしない。

とある役所の係りの女性が、何度もその家に通い、おばあさんと仲良くなって
とうとう、ゴミの処分することにOKをもらったーという話をききました。

なんというかーすさまじいエネルギーを感じてしまうのは、私だけでしょうか・・・・

このおばあさんは、本当にそのモノ自体に執着しているんじゃない。
モノを溜め込むーという自分に、そして、周りに煙たがられているという自分に執着している。
それに気づいた女性職員さんが、おばあさんのココロの固い結び目を、ほどくことができたんでしょう。

心理学者さんは、それを、「自分という存在を確固としたものと思いたいため」と言います。
モノへの執着が、なかなか断ち切れないのは、自分という存在に関わることだから?
でも、おばあさんの結び目もほぐれたように、
今、おかたづけを妨げている、あなたの結び目も、必ずほどける日が来る。

4t トラック何台分ものゴミを処分した(された)おばあさん、憑き物が落ちたように
「今まで、何を思っていたのか、わからん」とつぶやいたそうです。
人間の心の闇は、奥深い。
ためこんだゴミ・ガラクタは、その闇から、どす黒いパワーを引き出す。
でも、どんな強い執着も、ほどけてしまえば、なんのことはない。
ガラクタを捨てることが、人生を変えるーこともあるのです!

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