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  おかたづけ研究室


No.1 おかたづけ心理学概論

(必要なモノが見つからない)イライラ、(料理の途中で材料が足りないことに気づいた時の)あせり
(よくわからないまま家事をしている)不安〜これらは、私達の健康を害します。
ココロとカラダの健康ーです。
不健康だと、片付ける元気は湧いてきません。こうなると、どっちが先??のにわとりと卵です。
おかたづけで悩んでいる人は、大方「わかっているのに、実行できない」人です。
実行を阻むのは、時間的・物理的な要因もありますが、一番大きなウエイトを占めるのは
「ヤル気」というファクターだとぽぽいは考えます。
「これじゃあイカン」と、ぽっと点った種火、でも、その種火はまだまだかぼそい。
がんばりすぎると消えてしまいます。やれることはちょっぴりでも、毎日、種火がついていることが大事。
「エネルギーの残量に気をつけて」

No.2 「ちらかりストレス」

散らかっているとなぜイライラするのかー
物理的な不都合ー歩きにくい、モノのありかがわからない、掃除ができない、
            モノを取り出しにくい、他の作業ができない

健康に与える害ーカビ・ダニなどが発生する、ホコリアレルギー、ふんづけて転んだ、
           幼児やペットが異物を飲んだ、ストレスで胃が痛い

周りの目ーだらしないツマ・ハハ・シュフ・ヨメ・トモ・ニンゲンと思われやしないか

自らの評価ー優柔不断、非行動的、衛生観念の欠如、自律心の不足
         親としてしめしがつかないぞ、言い訳ばかりの自分がイヤダ

社会人としての自覚ー使えるものを捨てるなんて・環境に配慮しよう
              文明の利器の恩恵は先取りしなくっちゃ

人間関係に与える影響ー「遊びに行くわ」と言われると顔が引きつる
                 他人の家を見ると落ち込んでしまう、
                 開き直ってる友達とばかりつきあうようになる
                 かたづけベタに育てた親を恨む

世間と家族にかける迷惑ーごみを出し忘れた、提出期限を過ぎちゃった
                 次々と新製品を出さないでよね、DMついつい見ちゃう
                 回覧版行方不明だわ、去年のマフラーだしっぱなしね
                 今日は塩ぬきのヘルシーサラダよ(塩がきれたの)

No.3 「めんどくさいの心理」

母の愛とナニの柔らかさではないけれど、思ったことを、すぐに行動に移せるのは、 ある程度、小さい時からの「クセ」なんだと思う。親の行動やしつけや生活様式の影響大。 別に反射神経でも、性格でも、体重でもないのだ。
          あ、カレンダーが曲がってるな。
直さない人は2タイプ。直さなくちゃって思わない(曲がってても平気)人とめんどくさがりやさん
直す人にも2タイプ。めんどくさいけど直す人と、めんどくさく感じない人。 
生まれたての赤ちゃんにとって、めんどくさいことはまだないと思う。 歩き始めた好奇心いっぱいの幼子も、めんどうなことなどない。 めんどくさい、という気持ちが芽生えるのは、いつからだろう。
ひとつは、何かの行為をする際に、必要なエネルギーが満たされない時。 おなかがすいている、疲れている、眠い、など。
もうひとつは、その行為に費やされるエネルギーを節約しようとする、 言いかえれば「ラク」しようと思う時。そして、それでも目的は果たせちゃう時。 いうまでもなく、周りがやってくれるケースが大半。
子供は、まだいろんなことがうまくできない。でも、自分でやろうとすればできるようになる。 できないからと、周りがやっていては、決してできるようにならない。 そして、カラダはラクすることを覚える。めんどくさい心理が芽生える。
一方で、どんな小さなコトでも、自分の手で何かを成し遂げた後には充実感がある。 エネルギーを節約した(ラクをした)快感と、エネルギーを費やしたが、味わえる充実感、 そのせめぎあい。
エネルギーの器があるとすれば、貯める→放出する→充実感によって補充される を繰り返すことにより どんどん大きくなるのだと思う。同時に1回に注ぐことのできる量も増えるだろう。その結果、だんだん 短時間で、小さい手間で、より上手にできるようになる。 エネルギーの節約ばかりしていては、器は大きくならない。
アタマがよすぎるのも考えもの。動く前に「あれして、これして、ああなって・・・」と予想しちゃう。
ああ、考えただけでめんどくさい。 せっかく、それだけ働くアタマをお持ちなら、どうすれば少ない手間でできるかという知恵のほうに 血液を回すことをおすすめ。
めんどくさい、に慣れきったカラダは、起動が遅い。
モノが動かなければ空気も淀み、その場の気のポテンシャルも下がる。
まずは動くこと。
立ちあがるだけでも、やってみませんか。

No.4 「もったいない症候群」

モノがかたづかないのは、モノが多すぎるから。モノが多すぎるのは、減らせないから。
“モノが多すぎる”お片付けで悩んでいるご家庭では、とにかく、これに尽きると思います。
キッチンばざみの予備を持っていて、どうなるというのでしょう?今使用中のものが壊れたら、 そりゃ買わなくて済むけれど、その数百円と、「以下同様」の不要品に占められているスペース、 片付けられないストレス、片付ける手間と時間をハカリにかければ、「予備」はホームセンターに あればOK。未来の数百円の出費を覚悟することで、現在の家中のスッキリが実現するかも しれないのです。

“まだ使えるのに、もったいない。”
小さい時から、呪文のように言われ続けてきた言葉〜でも、そう言っていた母親は今、モノに囲まれてシアワセだろうか?
シアワセかもしれません。モノがない不安を感じなくて済むから。たくさん持っていれば安心。
ひるがえって、私たちーモノのない時代を体験していないのに、モノがないと不安になるだろうか?
雑然としていて、掃除も行き届かない部屋に住んでいるストレスは、母の世代の比じゃないはず。
そんな私たちは、私たちの基準を持つべきではないのか?
『人生とは面白いものです。何かひとつを手放したら、それよりずっといいものがやってくるものです。』
  サマセット・モーム の言葉です。
別にモームはお片づけのコツを書いたわけではないのでしょうし、言葉づら以上に含蓄のある言葉だとは 思いますが、ここはシンプルにその通り受け止めましょうよ。
今、手元にあるモノたちにしがみついているよりも、もっとステキなめぐりあいがあるんでしょう、きっと。
お金が天下の回り者であると同様、モノたちも、活かしてもらえる場をぐるぐる回って、お役目を果たして 土に還るのが幸せ。
モノを処分することは後ろめたさがつきまとうけれど、モノを厳選することは、自分のライフ スタイルを見つめ直すことなのです。引越し・誕生日・年末、なにかをきっかけに、 一度家中をリセットすることで、「お片付けベタ」という自分で自分に貼ったレッテルが、 実は誤解だったことに気づくでしょう。 わけもわからず、なんとなくモノをためこむのではなく、“もったいない”の呪縛から一旦解き放たれ、 その上で『たくさんモノを持つ暮らし方』『お気に入りのモノを厳選して持つ生き方』 『環境に配慮し、清貧に徹する暮らし方』etc.探してみませんか?

No.5 「テリトリー」

「だんななんか、ちっとも家事しないのよ〜」とぶーたれているオクサマ。そうですかあ?
だんなさまが台所に立ったら、邪魔じゃないですかあ?
ぽぽいだんなは、こだわりの料理を作るヒト、年末は黒豆を煮ました。
ぽぽいよりていねいなので、コーヒーおとすのも上手・・
で、狭い台所ゆえ、でかい男に立たれると私の居場所がない!その上「あれどこだ?」といちいちきいてくるし、 片付けるつもりはないし、料理は単品しか作らないし(食事にならない)。。。。 いえね、ちゃんと分担して協力してやるのが当たり前でしょう、そうなるのが理想。
でも、台所って、「シュフの城」なんだなあって思います。
洗い物も、だんながやってると、のんびりテレビを見てられないんですよね。古いのかなあ、私。 「私の城」だから、好きなように配置できるし、片付けられる。 「手伝ってくれない」と中途半端にいらつかず、いっそ「私のテリトリーに入るな!」と宣言するのも一手かも。
いえ、あくまでも、「一手」です、念のため。

No.6 「おかたづけの孤独」

お片付けに限らず、家事全般は「主婦がやってあたりまえ」
ちゃんとやっても、ホメられることはなく、できなければ責められ、冷たい視線にさらされる。
やろうと思っているけれどできない・・結局、自分で自分を責める悪循環。
でも。。。そうなのかなあ。
私たちは「自分の人生を生きている合間に家事をやっている」のです。
家は、まず、家全体が、家族が一緒に生きている共同のスペース。
たまたま、家にいる時間が長く、時間的にやれそう、または得意だから、
お母さんがやってるにすぎない。
みんなが忙しいのであれば、そこは平等に割り振りし、協力しあい、
カバーしあってこその家族!
お片づけは特に「散らかした当人の責任」ですべきこと。
主婦ひとりが一手に引き受け、できないからって、他人の分まで悩むことナシ。
家族の分のおかたづけは、サービスですよ、サービス!!
そう毅然と思っていれば、周りも変わってきます。
たまぁ〜に、「カンペキ主婦の鏡」と自称する奥様がいて、
「私が一手に片付けてるから、家にはチリひとつないのよ〜」なんてノタマッタとしても
「それは単なるアナタの趣味!」
人の趣味に付き合うことはありません。

No.7 「美学」

きちんと家中片付いていて、お客様もいつでもOKよ!というお家より、なんだか雑多なものにあふれているお家が、 居心地よかったりします。そういうお家では、散らかっていても気にならないのは、その家の住人が、 「これが我が家の自然体」と、にこにこしてるからなのです。
散らかっているのが気になる人は、何が許せないのでしょうネ?
「居心地」?「景観」?「他人の目」?
お片づけができないことで悩む人は、その人なりの「美学」があるからです。どうでもいい人は、悩んだりしません。
「こうあるべき家の姿」と現実のギャップが、あなたを苦しめているのです。
理想と現実を近づける手段は2つ、努力するか、理想を下げるか、です。
でも、「理想はこう!」と明確にイメージできるならば、現実は近づいていくものなのです。
なかなかギャップが埋まらないのは、理想のイメージがあいまいだから。
具体的に思い浮かべられるよう、紙に書いたり、イラストにしたり、人に話したりしましょう。

No.8 「発想の転換」

モノが片付かない、なんとかしなきゃ、と考える際の思考パターンには、実は2通りあるのです。
  「我が家にはこれだけモノがある」→「だから収納場所・家具・グッズが必要」
もうひとつは
  「これだけのスペースがある」→「だからモノをこれくらいに減らそう」
あなたはどちらですか?
収納スペースを増やすにはお金がかかります。そして、増やせば増やした分、モノって増える(ぞぞっ)
なので、順序としては、現状のスペースからたどっていくのがベスト。
「必要なモノ」の量を見極めて、その上で足りなければ収納スペースの増加を考えます。
「本を捨てない」主義の人は、入りきらない本のために本棚と、スペースを確保する
〜それはそれで、その人の生き方です。

No.9 「認める」

やらなければならないことが、目の前に迫っているのに、なかなか腰が上がらない。。。
昨日言われたアノひと言が、アタマから離れず、気持ちはふさぎっぱなし。。。

気持ちのテンションの上下は誰でもあります。
その場の状況に対して、湧き上がる感情は、仕方ないのです。
大切なのは、湧き上がる感情を否定せずに、でも、その感情に影響されない自分を保つこと。
これは、性格でも遺伝でもないのです、訓練で身につけることができます。

やらなければ・・・でも動かない私がいるわねえ。
どうしたらいいかしらねえ。いつもはどうしてるっけ?

昨日のひと言は、アタマにきたわ。アタマに来るのが自然、やる気もうせるわよねえ。
アタマに来るのは、私Aにまかせておいて、と。
私Bとしては、この資料に目を通さないとねー

No.10 「笑い飛ばす」

乱雑な家に住む家族でも、幸せそうな人たちがいます。
TVの大家族特集〜人が多い分、散らかり方もハンパじゃない。
仕方ないですよねえ、容量以上の人とモノが入ってるんですものね。

片付いていないことが、不幸の始まりになる場合の多くは、その家の主婦(おかたづけ担当者)が、
      不健康、暗い、うらみがましい、卑屈、とげとげしてる、いらいらしてる
など、ネガティブな波動を、あたりに発散しているからなのです。

え?マヨネーズがきれてる?ご、ご、ごめんなさい、私が気がつかなかったばっかりに。。。
今日はマヨネーズ抜きポテトサラダだなんて。。。なんておわびしたらいいの。。。
よよよ〜〜〜

え?マヨネーズがない?冷蔵庫よ、冷・蔵・庫!!ちがうって、ウチの第二冷蔵庫はね、
はい、靴をはいてぇー、自転車に乗ってぇー飛ばせば2分のコンビニよ。いつでも新鮮、
わはは〜〜〜

後者のママは、「笑ってごまかしてばっかりダナー」とあきれられても、本気で責められることは
あまりないです。だって、笑っている人のそばにいて、不幸なことはないでしょう、ねえ。

片付けられないわたし・・・と、どどーんと深みにはまりこむと、どうしても視野が狭くなります。
こんなに流通の発達した現代世界に住んでいて、食糧のストックがゼロで飢え死にすること
は、意図的にする以外はありえません。無人島で災害に遭っても、ヘリコプターはきっと来る。
この身ひとつが無事なら、モノは、あとからいくらでも入手できる。
今、手に入れなくてはならないのは、あなたの元気と家族の笑顔。
おかたづけは、それからでも、できますよ。

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