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  おかたづけ研究室


No.11 おかたづけ物理学概論

いきなり、心理学から入りましたが、
散らかっている部屋〜というのは、なによりも、住む人が“困るんです”
 「ほこりじゃ死なないわよ〜」
というのは、よくきくセリフですが、
部屋が乱雑なせいで、命を落とす例って、あるんじゃないかなあ〜
以下、物理学かい??という例も含めて、
実際モンダイとして、散らかってて困る事例を挙げて、検討してみたいと思います。

No.12 「くずれた!」

かたづけなくてはいけないスポットで、1・2位を争うのはー「机の上」
たいてい、書類の山・・・
「あ、キミ、湯飲みをおくとき、その山にさわらないでね、くずれるからー」
ご本人は、こんなんでも、ちゃんと必要な書類は取り出せるー
頭の中ではちゃんと整頓されているらしい。
が、周りは迷惑です。
食卓ー夕食のたびにモノをどけなくてはならない。
「ほらほら、こぼすんじゃないの!おねえちゃんのCDがぬれるでしょ!」
なぜ、ここにCDが?
いつぞや見たTV番組、売れっ子女性タレントのお家大改装!で、「増え続ける衣装を納めたい」
が!衣裳部屋に入ったら・・・いや、入れない・・・天井まで届く衣類と箱の山!本当に天井に届きそう。
・・・・どうやって使う衣装を出してたんだろう・・・
いっそ、くずれちゃったら、整理するかなあ。
・・・・しないか。

No.13 「何か飲み込んだ!」

ハイハイできるようになった赤ちゃんは好奇心のかたまり。
赤ちゃんは、口でモノを確かめるそうで、見たものさわったもの、すぐに口に持っていく。
ティッシュボックスは下に置いておけない、引き出しもあけるようにしておけない、
TV台のトビラもロック!お母さんもタイヘン。
でも、ちょっと目を離したら、おや!目を白黒させて・・・・ひゃあ〜〜〜119バン。
スムーズに飲み込んだ場合なんかは、いづれ、お出ましになって、初めて気がつくケースもあるとか。
ボタン、シール、輪ゴム、クリップ。。。

No.14 「床が抜けた!」

ぽぽい家の引越しは、トラックを借りて自力でします。引越し屋さんには頼みません。
なぜかというと、グランドピアノの運搬にお金がかかるからでーす。
家賃をケチると、古い家しか借りられません。そうすると、心配事が・・・・
「この床、ピアノを置けます?」
200kgを越える重量・・・でも、引越し屋さんいわく、
「大の大人の男3人分だよ、だいじょうぶ!」
そうですが、ピアノの重さってず〜〜っとかかるものだからねえ。
ピアノのないお家で、床の心配をしなくてはならないのは「本」
引越しのダンボールでおわかりのとおり本て、重いんだ!
二階に書斎ーも考えものです。床が抜けます(実例多々あり)
余談;本棚の部屋で寝るのも危険。地震対策してますか?

No.15 「つまづいた!」

足の弱っってきた母の住む実家ーやたらに応接セットのひとりがけのソファがある。
それも、ごろごろある。
家の前がゴミステーションなので、台所の窓からみつけては拾ってきたらしい。
リッパな新品の応接セットは、とうとう買えなかった人生ー拾いたいのはわかるけど、
母が弱った足で歩くのに、とてもジャマ。見ていてもハラハラ。
「だって、ネコがねー」ネコ一匹にひとつずつ椅子はいらないって。
とにかく、床に何か落ちている状態は危険。つまずくし、ふんづけて転ぶ。
そもそも、何が落ちているのか認識がないんだから。。。(あったら拾ってますねー)
家の中での事故はけっこう多いんだそうです。階段にモノを置くのも危険度大。

No.16 「ものが探せない!」

おかたづけー?時間がないのよ〜という人に限って、モノを探すことに時間をふんだんに費やしています。
って、「必要なものを探す」ことは、待ったナシだけど、「おかたづけする」のは、いつでもできると
お思いですね。ちがいますよー。探し物しなくてもよくなれば、ゆとりの時間はどんどん生まれるんです。
一日何時間探し物してますか?一週間、一ヶ月,一年、一生!計算してみましょう。

No.17 「掃除ができない!」

かたづけられないのに、家の中がぴかぴかーという人はあまりいません。
いたとしたら、それはそれで、安住してるのかもしれませんね。
かたづいていない部屋は、たいてい空気もよどんでいるし、ホコリもたまってるし、
部屋の中の雑貨もくすんでいます。
「モノをどけなければ掃除できない」というのは、
ただでさえめんどくさい作業の「掃除」をますますやるづらいものにしています。
そして、「掃除までしなくちゃならない」という縛りが、
おかたづけに手を出すことをためらわせています。
モノがなければ、気がついたときにちょい!で掃除は終わります。
すべて、「モノがあるべきじゃない場所にある」ことが元凶。
モノをどけましょう。

No.18 「避難できない!」

数年前の雑居ビルの火事ー防火トビラの前にモノがおいてあったがために、煙を逃がすことができず、
何人もが亡くなりました。雑居ビルの階段は狭いーその上、モノがおいてあるから、逃げるのも
ひと苦労。かたづいていないということは、いざ避難!といった時に、「持ち出したい」大事なものの
ありかもすぐにわからない。懐中電灯もカッパもどこにあるか??非常持ち出し袋が普及していますが
すぐわかる場所にありますか?ぽぽいは有珠山噴火を2回経験しているので、これは実体験なんですから。

No.19 「気がよどむ!」

かたづいていない部屋の空気がよどんでいるのは、
何も、掃除していないから、窓を開けていないからーではないんです。
使われていない、忘れられている、不要品、壊れた〜「死んでいるモノたち」
ーこれらは、周囲のエネルギーレベルを下げます。
その場の空気をにごらせ、住んでいる人にも悪影響を与えるんです。
有効に使っていないのに、その存在はいつも頭から離れないし、
不要なのに、物理的にその場を占めているから、
新しいエネルギーが入ってくる余地がありません。
モノを処分したら、すっきりするのは、モノと一緒に、悪いエネルギーも捨ててるからです。
不要な品物がなくなって、空いた空間には、フレッシュな気が入ってきます。
幸運は、フレッシュな気と仲が良い。一緒にやってきます。
もう捨てるしかないのに、そのモノに執着してしまうーそのこと自体が、すでに
どよ〜〜〜んとした悪いエネルギー。悪いエネルギーは、心の闇からどす黒いパワーを
引き出します、それがまた、執着を強める。。。。どこかで、悪循環の鎖は断ち切らねば!

No.20 「バランス」

最後に、数量的なお話を。
おかたづけで悩む人やご家庭は、「バランスが悪い」ことが多いんです。
モノの量とと器の容量のバランス、暮らす人数とモノの量のバランス、
暮らしのタイプと持っている家具のバランス、部屋全体の広さと家具のバランス。。。
そして、おかたづけに費やせる時間、エネルギー、体力と、目の前の作業量のバランス。
一日にできる“自分の”作業量・作業ペースと、到達目標のバランス。

どう考えても、できっこないことを、「やれない私がわるいのよ」と悩んでいる・・・
こんなにばかばかしいことはない。
適正なバランスを取り戻しましょう〜
沈んでいる方のおもり(たいてい、おかたづけしなくてはならない作業量)を軽くするか、
浮いている方(ヤル気・時間・エネルギー)を強化するか。
そして、何より大事なのは、「おかたづけに振り回されない」
たかがおかたづけ、ですから。

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