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  おかたづけ研究室


No.1 おかたづけ行動学概論

毎日の家事のひとつである『おかたづけ』は、他の家事と同様、”行動が伴い、結果が出て”こそ、達成したといえる作業です。
おかたづけで悩む人は、多くが
 “取り組むんだけど、うまくいかない” “時間ばかりかかって、すぐに元にもどってしまう”
 “なかなか、毎日のクセにならない” “すぐに疲れて、中途半端、やりぬくことができない”
これでは、せっかくの“ヤル気”が、空回りしてしまいます。
カラダが動かない心理的要因は、「心理学」にまかせるとして
ここでは、おかたづけに伴ういろんな行動を分析し、成果に結びつく行動とは何かを探っていきます。

No.22 「始末のレベル」

かたづけても、かたづけても、ちっともお部屋がきれいにならないのは、
「片付ける」行為の一方で「散らかす」こともやっているから。
それが「夫」だったり「子供」だったりもしますが、「自分」かもしれない・・
自分でかたづけない人々は、部屋中ぴぴ〜〜っとかたづいていると
「気を使う」ものだそうです。
ま、鈍感なオットというのもいますけれど。
で、他人はなんともしようがないけれど、「自分」ならば!

   何かをした後の、使ったモノの「始末」を考えます。
たとえば、食器。
食べた後、ちゃっちゃと洗う人、つけおく人、シンクに下げるだけの人、
食卓に詰むだけのひと、まったくそのまんまの人。
洗って拭き上げて食器棚にしまっている人もいるか・・・な?
これだけ「始末レベルの差」があるのです。
このレベルをひとつ上げてみる。
お試し一週間、やってみませんか?

No.23 「選択のレベル」


たとえば、紙類の処理。チラシ・DM・お知らせ・パンフレット、
「見た」あとの選択・・ゴミ箱?貼っておく?引き出し?ファイル?
実は「その選択すらしない」人が多いのでーす。
なので紙はたまるばかり。
「見た」つまり、役目を終えた紙をどうするか、その瞬間の選択。
紙に限らず、用の済んだものの処理を一度考えてみましょう。
  チラシ類は必要なところを切り取りファイル、
  お知らせは手帳やカレンダーに書き写す、
  DMは開けずにゴミ箱へ。
これをすればあとの手間はぐっとラク・・
え?わかってる?うーん、そうでしたネ♪

生きて行くことは、毎日が選択の連続。
モノがあふれてるのも、片付かないのも
「捨てない」「片付けない」選択を日々しているから。
「どちらでもない」グレーな選択肢は実はないのです。
選択を先延ばししているだけ。
いつかは決める日がくる。
つまり、選択のレベルって「いつ選択するのか」のレベルでもある。

No.24 「手順の法則」

毎月来る電話料金の通知書。郵便受けから取って、食卓で開ける。
チラシは、見たら封筒と一緒に捨てる。明細書はレシートカゴへ。
月末に家計簿に転載して、ファイルに収納。5年保存。
   ・・・mmm、開けたら、その場で家計簿につけちゃって、
   ファイルに入れちゃえばいいじゃん。
   これだけで、カゴの中身が減る。
   一度に家計簿につける(レシート類)手間も少なくなる。
それだけのことなのに、「つけるものはカゴに一時保存」と思いこんでいたのです。
毎日のルーチンワークの手順も、常に「これでいいのか」と見直すことが大切ですね〜

No.25 「慣性の法則」

毎日、発生するお片づけがあります。食器洗い、お洗濯、etc.
毎日必ず届くブツといえば「新聞」
新聞のお片づけがちゃんとできるあたりから、トレーニングを開始しましょう。
読むべき人がみんな読み終えるのはいつですか?朝?夜?
待ちの間の置き場所はどこ?食卓?
読み終えた新聞の収まるところは?
「寝る前に必ず新聞をお片づけ」
これだけで、朝はイイ気持ち。

No.26 「動線と収納場所」

作業場は、必ず「作業の流れ」を考えた配置になっています。
台所も、そうあるのが理想。でもなかなかそうはいきません。
調理という作業の手順や動線はひとりひとり違う
ー自分で設計できると尚いいなあ・・おっと。

作業ばかりではありません。
ここでいう動線ーとは、たとえば「パパの帰宅」で考えると
 玄関に着く → 靴を脱ぐ → カバン・持ち帰り品を置く → コートを脱ぐ
 → 寝室で着替える → 居間で新聞を読む → お風呂に入る 
この各所で発生する「モノの始末」が悪いと、モノは散乱します。
カバンを置きっぱなしにしたり、脱いだ衣類を置いておく場所が決まってなかったり。
この他にも、パパが、いろんな作業に伴い、何かを出す
ーすぐに元に戻さなければ、モノはたまります。
ふだんの家族の行動の動線を知り、それにあった「収納場所」を考えることは
「出しやすく」「しまいやすい」ことにつながり、“〜〜っぱなし”を防げます。
新聞を読むのに、いつも居間のソファでメガネをかけるのであれば、
メガネはテーブルかサイドテーブルに、食卓でーであれば、食器棚のどこかに。
すぐそこにしまえるなら、みんなしまってくれるハズ・・・・

No.27 「ハンパものでございます」

どんなにカンタンなことでも、ひとつの作業が終わるごとに「おかたづけ」は発生します。
数分〜数時間で終わるのならまだいいのですが、中には何日にもわたる作業があります。
つまり、その間、「やりかけ」になるんです。年賀状の印刷、夏休みの工作、体育着袋の製作
「終わるまでそのままにしといてよ〜」
ぽぽいの実家は街のデンキ屋さんです。小さい時は、茶の間いっぱいにTVの基盤が広げてありました。
真空管の時代(-_-;)いろんなものを茶の間で修理してたんです(家内工業だったから)
ネジ一本なくしても、復元不能になるから、絶対子供は触っちゃいけない場所でした。
母も編み物の先生だったので、編み機や製図版や編み棒なんかありましたっけ。編み物も
やりかけになる代表選手・・・へたすると何年も(汗;)趣味の専用のお部屋があるのが
一番いいんですけどねえ。それで仕事でもしてるのなら、主張もしやすいんだけど。。。
おかたづけも、やり始めてハンパになること、多いですよね。
なので、「小さいところから」とオススメしているのです。

No.28 「手抜きとアピール」

のちほど触れますが、おかたづけ、「大した家事じゃない」と思われがちなので、
家族の関心、理解度、協力度が今ひとつーというところがあります。
たいへんな思いで押入れを片付けても、帰宅した夫が
「よくやったねえ〜〜!!○美!すごいよ〜〜」
といってくれることは稀です。
片付けを手伝えとは言わないけれど、せめて、散らかさないようにシテクレとお思いの妻は多い。
どうせ関心をもってくれないのならーと「手抜きのススメ」
下着をたたんでタンスの引き出しに並べると、ウツクシイのはわかっている。
できれば常にそうしたい。でも、現実として、
「たたまれずにとりこんだままカゴに入っている状態である時間が多い」のなら、
そう、「たたんでしまう」のが面倒でついそうなるのなら、
いっそ「そのまま、ほおりこんじゃえ!」
そのへんのものも、まず箱などに「集めてしまう」
目の前の散乱したものがなくなるだけでも、アピール度大。
アピールといえば、曲がったものをまっすぐにして、紙類は揃えるだけでも、印象はずいぶん違う。
一か所、ここだけはいつも理想の状態ーという場所を作っておくのもひとつ。
狭い空間でいいんです。アピールーですからね。家族へのアピールもありますが、
自分でも「かたづいている」実感がありますから、気分もいい。
その後に結びつきます。

No.29 「おかたづけ予防」

そもそも、来る日も来る日も、だれかの散らかしたモノを戻して歩くことに
私の人生の貴重な日々を費やしていいんだろうか・・・・
あ、それについては、後ほど考察するとして。

「散らかす」という行為は、=「元に戻さない」
元に戻すというのは、ある程度「クセ」なんですが、戻さないのは「戻しにくい」からかもしれません。
読み終わった新聞ーあ、まず、どこで読みますか?居間?食卓?
新聞のおかたづけは毎日発生します。
読み終わったら、2階の押入れの奥のダンボールに・・・・なんてことにはしないようにしましょう。
「立たずにしまえるところ」がベスト。手を伸ばせば収まる。
ソファの生活のお家は、テーブルの下に大き目のカゴを置くことをおすすめしています。
新聞でも郵便でも靴下でも、とりあえずほおりこめるところ。
夕飯がすんで、家族でTVを見ながらのんびりーの最初の10分、
それぞれの持ち物を分類し、各人お部屋に戻る時に持ち帰ってもらう。
これだけで、どんなに手間が減ることか!!
ただ、「自分のモノは部屋に持ってって」というより、
目の前にどん!と積んで「コレ!を持っていきなさい」という方が、より強制力があります。
それでも持っていかないようなら「期限は3日、過ぎたら捨てるぞ」
ハサミやペンなどの文具も、散らかる筆頭ですが、あちこちで使いたいものなので ぽぽいは各部屋に置いています。
仕事部屋にしか置いていないと、戻していない時に仕事で困るからです(探してはいられない)
自分が「遠くてもちゃんと戻す」わけじゃあないーという自覚の結果デス。
これはその家それぞれでしょうね。

郵便物などは、玄関で開封して、その場で判断して捨てるものは捨てるーという方がいました。
ちゃんと玄関にちいさいクズカゴがあるんです。
ぽぽいも、公共料金の通知などは、すぐに開封し、チラシと封筒は捨て、
料金表は所定の場所に(家計簿転記までの一時ファイル)
お知らせなどは、コルクボードにーと「その場で処理」
最初はなかなかできなかったんですが、今はクセになりましたよ。

おかたづけを「どうしても生じるんだから、やるしかない」と考えるのではなく
「やらなくてすむなら、それにこしたことはない」と捉えましょう。
ひととおり、すっきりしたら、今度は「散らかりを防ぐ」ことを思いつつ暮らす。
暮らし方もレベルアップしそうですね〜

No.30 「行動パターン分析」

おかたづけに挫折する原因のひとつに「自分に合っていないやり方をしている」ことがあります。
雑誌で感銘を受けた、達人○○センセイーあなたと同じタイプですかね?
人間の行動には、必ずその人固有のパターンがあります。
食事の時の様子など観察すると、よくわかりますよ。
座席でコートを脱ぐ人、注文に時間のかかる人、品物が来る前に箸をセットする人・・・・
自分は作業が遅いなあ〜と思う人や、ひとつのことしか集中できない人が
「調理の合い間にかたづけをする」ことにトライしても、なかなかできません。
「便器のフタはしめてね!」と、いくら言っても、やってくれなかったぽぽいだんな
(男性は便座も上げっぱなしのことが多いですよね〜)
とある雑誌で「便器のふたをしめておくようにすると、お金が入ってくる」という記事を読んだら、
いそいそ実行してます。おっと、余談ダ。
「いいやり方だな」と思ったことも、「私の行動パターンに合ってるかな?」と検証してみるのは大事。
自分の行動パターンを知るには、「おかたづけしてる?」 の自己診断をしてみましょう。
「毎日やり続ける」のに、たくさんのエネルギーや起動コストがかかるようなら、
もう少し自分がレベルアップするまで、そのやり方は封印しておきましょうね。

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