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「私説 おかたづけ学」~おかたづけ傾向と対策 scene7~9
つらつら書いたことなども、ここにアップしておきますね。
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退院を控えた母が、「付き人付き」(私)で、2泊3日の外泊をした。
一月の緊急入院以来、初めて自宅に帰る。
母は、半分ノラの猫を何匹も飼っていて、
猫たちは家と外を自由に行き来している。
子猫もいる。
だから、おそらく、すさまじいことになっていると思って帰ったら
案の定、家中しっちゃかめっちゃかのゴミ屋敷だった。
外泊といっても、まだ10日あまり病院にいなければいけない母は
無理せず、体ならし。
食事も掃除も私がし、母はもっぱら猫を愛でていた。
(それでも、病院に帰ったら、2日間はめまいがひどくて車椅子だった)
当初、週末土日の一泊二日の予定だったが、
月曜日までのばしたのは、お役所やヘルパーステーションなどに行って
母の住む町の介護サービスを聞いておきたかったから。
母の調子をみて~と思ったら、案外元気そうなので2泊にした。
月曜日、社会福祉協議会の窓口に行く。
田舎ゆえ、知った顔ばかり。
顔の知らない若い人も、おそらく「○○さんとこの2番目さあ~」で、わかるはず。
一昨年までは、人口2000人弱、700世帯の小さい村だった。
(今は隣町と合併した)
歩くのがおぼつかないこと、めまいが突然ひどくなったりすること、
家がオンボロで、危険なこと、外出やお風呂はひとりでは無理なことなど
母の現状を話し、受けられるサービスを聞く。
今は介護申請中なので、はっきりしたことはいえないが、
けっこう、いろんなサービスが受けられそうだ。
2階にデイサービスもあるので、見学する。
実家の向かいの小間物屋さんのおじさんや、近所のお寺の元住職さんの顔も見える。
みんな、年をとった。
広報誌をみると、けっこう知っている人が70代で亡くなっているし。
小学校も複式になりそうだし、やはり過疎がひどいなと思う。
純農村で田舎なので、デイサービスもなかなか認知されなかった~と
ケアワーカーさんがこぼしていた。
今も、農家のおばあさんなどは、「家で畑仕事をしている方がいい」となかなか来ないという。
でも、目が離せないおばあさんが、畑に出ていたら、若い人は仕事にならない。
昔はどうしていたんかなあ~と思うが、
昔より今の方が、年寄りが長生きなのだーときいて納得。
そうなのだ、今まで経験したことのない超高齢化社会を、私たちは生きているのだ。
役場の住民課に寄って、書類をもらう。
係の女の子は、実家の隣のKちゃんなので、立ち話。
「母ちゃんが、ひとりで暮らすってがんばって、困ってるよ~」
というと、Kちゃん
「でもねえ、おねえちゃん(と私のことを呼ぶ)、ここね、多いんだよー1人暮らしの年寄り」
子供がよそで暮らしている、仕事も子供(孫)の教育のこともある、家も建ててしまった、
でも老親はここを離れたくない、かといって、子供も帰ってきたとて仕事もない。
「ここから離れない、一人で暮らす」とがんばられては、そのまま「置いておくしかない」
中には、認知症になっても、ひとりで暮らしている人もいるときいた。
「ヘルパーさんがごはんを炊いて、おにぎりにして、日付を書いて冷凍しておく」
それを、電子レンジでチンして食べる。
ため息が出た。
他人事じゃない。
顔なじみのヘルパーさんも
「私らが行っても、24時間みていられるわけじゃないしねえ、責任もてないのよ。
だいじょうぶなの、母さん、ひとりで???」
大丈夫じゃないから相談に行ったんだけど、誰が聞いてもそう思うのだ。
思ってないのは、根拠のない「大丈夫」を繰り返す母、本人、ひとりだけ。
今日、顔を見に行ったら、朝から血圧が高くて、リハビリも控えていると寝ていた。
「どうしたのかねえ、帰ってきてからめまいがひどくてさあ~~」
と悔しそうだ。
疲れたんでしょう、あんなに上げ膳据え膳だったのに、これじゃあ
ひとりで暮らすなんて、無理。。。といいかけてやめる。
悔しくて情けないのは本人が一番に違いないから。
娘に言われなくても、うすうす感じていると思う。
それを、少しずつ少しずつ実感しているところなのだ。
自分を納得させているところなんだと思う。
だから、せめて私が行ける時に行って、納得がいくまで1人で暮らさせてあげたいけれど、
何かあったときに、間に合わなかったらどうするのかーで
私の気持ちもゆれっぱなし。
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